目次
Page 1
Page 2
Page 3
Page 4
熊切あさ美 撮影/山田智絵
45歳になった現在も美スタイルをキープし、グラビアでも活躍するタレントの熊切あさ美。実は俳優としても長年活動しており、神田時来組の舞台『究極版! そして龍馬は殺された』(12月3~7日・博品館劇場)では、坂本龍馬の妻・お竜を演じている。
朝起きたら加湿器をすぐつける
「年に1回は舞台に立ちたくて、舞台の勉強を続けてきました。稽古時間は長いですし、プレッシャーもありますが、舞台はみんなで作るものなので一体感があって楽しい。本番が終わったときに『またやりたい!』という気持ちになれるんです」(熊切、以下同)
今回の舞台はオールプロジェクションマッピングという新しい時代劇で、コメディー仕立てだ。テレビのバラエティー番組ではベテランに囲まれることが多い熊切だが、舞台では新人俳優からエネルギーをもらえることもある。
「初舞台の新人俳優さんは、ひと言しかセリフがなくてもすごく頑張っています。そんな姿を見ると、初心を思い出して、ちょっと気が抜けてたな、もっと頑張らなきゃなと思わせられます」
今回演じているお竜は一途な女性で、恋人の龍馬を亡くして、お腹に子どもがいることを知るというストーリーだ。熊切は15年前からこの役を演じているが、年齢とともにお竜への感情移入が深まっていった。
「若いころは泣けなかったセリフが、今は自然に涙が出るんです。演じるたびに違う感情が生まれて、自分の人生経験は無駄になっていないんだなと年齢を重ねることの面白さを実感しています」
劇団の主宰者で坂本龍馬役の泉堅太郎とディスカッションする熊切あさ美 撮影/山田智絵
舞台の期間中は体調管理にも余念がない。
「もともと喉は強くて、舞台で大きな声を出しても問題ないのですが、朝起きたら加湿器をすぐつけて乾燥には注意しています。感染症にかからないよう飲みに行くことも控えているので、終わってからゆっくりお酒を飲むのを楽しみに頑張っています」
















