ダイエットには「小さいスプーンを使う」というテクも
《お悩み4・食べすぎ、間食がやめられない…》
脳テクで解決!古畑任三郎式おでこトントン
「今日はこのおやつを半袋だけ食べて、明日にとっておこう」と自分に言い聞かせているのに、やめられない、止まらない。
そんなときに有効な、意外な脳活テクがある。かつての人気テレビドラマ『古畑任三郎』のお決まりのシーンのように、ゆっくり集中しながらおでこを指でトントンと30秒ほどタッピングするのだ。
ニューヨーク市聖路加病院のウィル氏らの研究では、「おでこをタッピング」「耳をタッピング」「つま先で床をトントン」「何もない壁を見つめる」の4アクションで比較したところ、「おでこをタッピング」がいちばん効果的だった。なんと食欲が3分の1から半分程度に減ったという。
「おでこは、脳の中でも大切な場所なので、その部分に指先が触れるだけで自然と神経が集中します。ほかの場所を刺激するよりも緊張が高まり、そちらに脳の注意が向くことで、結果としてもともと活発だった本能(食欲)のエネルギーが鎮まるのでしょう」
脳の深部でわき起こる食欲は、脳の別の場所を働かせることでごまかせるというわけ。
「同じ仕組みを利用して、パズルゲームのテトリスを3分するという方法もあります。こちらも科学的に証明済み。簡単なパズルに取り組むことで、論理的に考える脳の部位が働きます。人間ならではの脳の使い方で、本能(食欲)に関わる部分の脳のエネルギーを奪うのです」
さらに、本格的にダイエットをしたい!という人におすすめの脳活テクがもう1つ。
“小さいスプーンを使う”という方法だ。
「ひと口あたりの食べる量が減ると、自然と速度がゆっくりになるといったことから、食べる量が8%減ることが、ラフバラー大学の研究でわかっています」
食べながら、イヤホンをして音楽を聴いたり、テレビを見ている人は要注意! これが食べすぎにつながるリスクになる。これは、コロラド大学ボルダー校の研究で判明したことだ。
「何かをしながら食べるのではなく、目の前の食事をひと口ひと口じっくり味わって楽しむことで摂取カロリーを減らせます。スマホやテレビを見ながらではなく、料理の味や香り、そして自分の満腹感をしっかり五感で感じながら、食事をする習慣をつくるといいですね」
だまされたと思って、今日から早速お試しあれ!
《お悩み5・ストレスで家族に八つ当たり…》
脳テクで解決!10分間だけ「手浴」して
毎日あまりにも忙しく、ストレスがたまるせいか、イライラしがち。つい家族に八つ当たりしてしまう……。温泉でリフレッシュできたらいいけど、そんな時間もお金もない人は家で“手浴”をする習慣をつくるのがおすすめ。
「38度のお湯を洗面器に張って、10~15分、手首から先をつけるのです。温泉に負けない効果が得られます」
これは、北海道大学の矢野氏らが脳血管障害の患者を対象にした研究を行い、わかったこと。手浴をすることで、ほかにも「痛みが和らぐ」、「気持ちがすっきりする」、「ポジティブな言葉を発する」、「病気を治そうというやる気がアップする」といった効果がみられたのだ。
「特に手には多くの神経が集まっているため、一部だけ温めているのに、全身浴のような気持ちよさを感じるのでしょうね。これも脳の勘違いを活用したテクニックといえるでしょう」











