「ブクブク」「ゴロゴロ」2つのうがいで口内洗浄
「うがいといっても、数回軽くゆすぐだけだと口腔内をきれいにする効果はありません。上下左右の4方向に、口の中で水を勢いよく『ブクブク』と音を立てて10回ずつ、7秒を目安にゆすぎます。次に、のどの奥でうがいをする『ゴロゴロうがい』を7秒間行います。これで、風邪などの感染症予防にもなります」
照山先生は、これを「7秒うがい」と名づけているそうだ。食事後など、一日の中で定期的に行うことを推奨している。
抗菌作用のある緑茶でうがいをしてもよいが、茶渋が歯についてしまうので、普通に水やぬるま湯で行うのがおすすめとのこと。
うがい薬や洗口液を使用する場合は、まず歯と歯の間の汚れを歯間ブラシなどで取り除いてから使用するのが効果的。使用は1日2回ぐらいにとどめたほうがよいという。
フロスと歯磨きを加えオーラルケアを
「虫歯や歯周病などが発症するのは、ばい菌が食べかすをエサにして増殖し、ぬめり汚れ(プラーク)をつくるから。歯磨きをしていない場合、飲食後、約8時間でプラークができ始め、2日程度で硬い歯石になります。歯の表面や歯茎に白っぽい塊が見えたら、それがプラークです」
プラーク1mgの中には、約10億個のばい菌が存在する。プラークをつくらないためにも、食後の「7秒うがい」が有効だが、朝晩は「きちんとした歯磨きをしてほしい」と照山先生は強調する。
「夜寝る前に、フロスや歯間ブラシで歯と歯の間や歯茎と歯の境目の汚れを取り、それから歯磨きをします。その後、『7秒うがい』をする。それが完璧なオーラルケア(歯や歯茎、舌、頬の粘膜など口腔内全体のケア)になります。
就寝中は無意識に口をポカンと開けてしまうことが多く、口の中が乾燥しがち。菌が増殖しやすくなるので、寝る前のオーラルケアがもっとも大切。朝起きたら、就寝中に増殖したばい菌を洗い流すために、『7秒うがい』を行います。
特に冬は乾燥しているので、口腔内が渇き、汚れが口腔内にとどまりやすい季節。積極的にうがいをして、口内の潤いを保ちましょう」
プラークができると、唾液に含まれるカルシウムやリンなどと結合し、歯石になってしまう。そうなると歯科医院での除去が必要となる。日頃からのオーラルケアは重要なのだ。











