目次
Page 1
ー 好きな「ご当地おでん」を調査
Page 2
ー 竹串に具材が刺さっているユニークなおでん
Page 3
ー 専門家の「推しおでん」
Page 4
ー 朝ドラで注目の「松江おでん」
Page 5
ー おでんのルーツとなった具材

 

 ぐつぐつと、いろいろな具材を煮込んだ鍋を囲み、みんなでつつく「おでん」がおいしい季節になりました。全国に目を向けると地域によっての特色があり、味も千差万別。故郷の味一択か、注目を集めるものを食べるのか。あなたの身も心もあったかくなる「おでん」はどれですか?

好きな「ご当地おでん」を調査

 冬将軍の訪れとともに恋しくなるのが冬の風物詩・おでん。シミシミのおでんをアツアツのまま頬張る。この瞬間こそ至福の時ではないだろうか。

 毎年2月末に行われる「静岡おでん祭り」には昨年、3日間で20万人ものおでんファンが県の内外から殺到。こうしたイベントが全国各地で行われる昨今、地元の具材を使い、だしのバリエーション豊富な「ご当地おでん」にも人気が集まっている。

 そこで今回は、全国の30代から60代までの男女300人に、好きな「ご当地おでん」についてアンケートを実施。この冬、食べてみたい日本の国民食“おでん”の人気ナンバーワンを調査。あなたが食べたい「ご当地おでん」は、いったい何位にランクインしている?

 15票で5位に選ばれたのは、昆布で取っただしをしょうゆ仕立てにした「新潟おでん」。ほかではあまり入れないお麩や里芋などの具材を入れることでも知られている。

中でも魚肉と山芋、でん粉、卵白などを混ぜて蒸し、その後油で揚げている新潟おでんの『しんじょう』は絶品です

 そう話してくれるのは“おでん氣ですか?”があいさつフレーズの「日本おでん協会」代表の鈴木ひろみつさん。それにしてもなじみの薄い「新潟おでん」がなぜ、5位にランクインしたのか。

2月22日を“おでんの日”にしたのが新潟の『越乃おでん会』のみなさんです。おでんに息を吹きかけ冷まそうとする“ふーふーふー”が由来といわれ、2007年に制定されて以来、おでんで新潟を元気にしようと、これまで活動してきました。そうした取り組みもあって、人気が高まったのではないでしょうか」(鈴木さん、以下同)

 シメに新潟のご飯にだしをかけて食べる「おでん茶漬け」もなかなかオツなもの。機会があれば、ぜひ舌鼓を打ってほしい。

 4位に選ばれたのは、22票を獲得した濃厚みそが味わい深い「名古屋おでん」。調理法は、八丁みそなどの豆みそのだしでグツグツ煮込む方法。そしてもうひとつは、しょうゆベースのおでんに調理みそをかける方法がある。

 飲食店では、煮込むパターンの「名古屋おでん」を存分に楽しむことができる。

八丁みそや三温糖などで作る甘辛い汁が、豚もつや牛すじ、焼き豆腐、大根、角麩に染み込んだときに味わうことができる独特の風味と香り。それが『名古屋おでん』の醍醐味でもあります