服の購入で失敗しないための3つのポイント
昨今の物価高、洋服1着とはいえ、ムダ買いしないように気をつけたいところ。
「ポイントは3つ。まず何にでも合わせやすいベーシックな服を持つこと。個性的なものだと、合わせる服がなくて結局着なくなることが多いです。
2つ目は、自分がよく着るテイストの服を多めに持つこと。クローゼットを開けて、今日着る服がないというときは、持っている服のバランスが悪いのかもしれません。例えば、好きなキレイめの服が多いけど、家事のしやすい服が少なく、普段着がない、といったことも。
3つ目は『これだけあれば足りる』を知ることです。服があればあるだけオシャレになれるとか、同じコーディネートは二度としないといった考えはやめて、最低限を心がけましょう」
つい買ってしまうという人は、自分が何に弱いかを理解することが大切。
「例えば私の場合、“お得感”に弱い。買う理由が“お得だから”というだけのことも。なので“2着買ったら20%オフ”などの札を見かけたときは、“頭の良い人が、私の購買意欲を刺激するための最高の罠を仕掛けているだけ。その手には乗らないぞ”と、口に出して誘惑と戦うようにしています」
海保式・食品ロスを減らす冷蔵庫の片付け
川崎さんは船舶料理士でもあり、海上保安部で主計科(料理をつくる)として働いていたことも。冷蔵庫の片付けもとても効率的だ。
「冷蔵庫の片付けは、実は一番シンプルです。賞味期限が切れている、腐っている、気に入らず残っている─この3つは、迷わず処分。冷蔵庫は、モノより『状態』で判断できる場所。だから、片付けが苦手な人ほど成功体験を積みやすいんです」
また、海上保安官時代の調理法は食品のムダを減らすことにも役立つ。ポイントは缶詰、乾物などを組み合わせ、生鮮食品は買いすぎないこと。
「海上保安庁の巡視船では、警備中に事件が起これば期間を延長して任務にあたります。野菜など足が早いものは既に食べきってしまっていますが、この時、役に立つのが乾物類。
海保では代々『乾物や、常温で長期保存できる食品でつくる美味しいレシピ』が受け継がれてきました。これなら“腐った”、“賞味期限が切れた”といった食品ロスも減らせます。
半端に余った食材を活用できるレシピもあり、例えば、卵と充填(じゅうてん)豆腐に半端な野菜を混ぜて焼く『ふくさ焼き』など。汁物はネギの青い部分やシイタケの軸でも良いだしが出ます」
家庭では冷凍のホウレンソウ、枝豆、ごぼうなど冷凍食品も活用したい。
「長期保存できる食品は片付けが苦手で管理下手という人にもラクでピッタリ。ローリングストックできる常温保存食品や乾物は防災の観点からもおすすめです」
服も食材も、判断を先送りにすることが家計のムダに。
「使わないモノに悩み続ける時間こそが、一番もったいないのかもしれません。完璧ではなくとも、自分がラクになる選択を考えてください」

















