姿勢も大きなポイント。猫背で肩が内側に入り、目線が下がっていると、自信のなさがにじみ出る。反対に、背すじを伸ばすだけで、表情が明るく見える。よい姿勢は、もっとも手軽で効果の高い“若返り法”といえそうだ。
距離感の取り方を間違えると、浮いてしまう
服装についても、無理して「若く見せる」必要はない。ただ、顔に似合わない色や、体形に合わない服を選んだりすると、かえって違和感が生まれてしまう。
「シックなモノトーンは洗練されて見えますが、肌がくすみがちなミドル世代の場合、全体に暗い印象を与えてしまいます。トップスにはクリアな色を選び、ネックレスやイヤリングで顔まわりに華やかさをプラスすると、肌のくすみがカバーされます」
見た目同様に印象を左右するのが、その人の振る舞い。作家で心理カウンセラーの五百田達成さんは、同窓会を「非常に微妙な人間関係の場」と表現する。
「同窓会は、初対面でもなければ、今も親しい関係でもない。距離感の取り方を間違えると、浮いてしまいます」
結局のところ、“今の自分を肯定できている人”がいちばん魅力的に映るのでは、と五百田さんは言う。相手の目を見てうなずき、よく笑う。会話の中で自分の武勇伝を長々と語るのではなく、「あなたはどう?」と自然に問いかける余裕がある。
「人は、自分に関心を向けてくれる相手に好感を持ちます。自慢話よりも“聞き上手”のほうが、ずっと印象はいい」(五百田さん、以下同)
一方で、どこか痛々しく映ってしまうのは、過去の栄光に固執したり、他人と比べてばかりいる人だという。
例えば、「今は大手企業で部長になった」、「息子が有名大学に合格した」などのステータス自慢は、場の空気を冷やす。
また、年収や職業、家庭環境をさりげなく探るような発言も、大多数が不快に感じてしまう。無意識の“マウンティング”は、本人が思う以上に周囲に伝わるものだ。
「自慢話をする人ほど、実は不安が強いケースが多い。過去と現在を比べられる場だからこそ、自分を大きく見せたくなるのです。そして周囲に“なんだか居心地が悪い人”という印象を与え、コミュニケーションで大きく損をしてしまいます」

















