気づけば続く「すごい習慣」
【食べすぎ防止】おでこをトントンする
おでこを30秒間タッピングするだけで、食欲が半分から3分の1程度まで減少したという研究がある。これは、おでこの後ろに位置する衝動抑制を担う脳の一部を意識的に活性化させることで、暴飲暴食の抑制になるという理屈なのだそう。
ただし、空腹を我慢すると幸せホルモンが減少するため、メンタルには悪影響。食べすぎを防ぎたいときに使おう。
【過食対策/ダイエット】脳内食事をする
「お腹がすいていないのに食事をとってしまう」「食後なのにお菓子をたくさん食べてしまう」など、過食に悩んでいる人は、脳内で食べることを想像するのがおすすめ。
さまざまな研究で、想像するだけである程度、食欲を抑えられることが明らかにされている。食べる前に、食べた後の自分の姿を想像してみると、より効果がアップするはず。
【病気リスク減】よく笑う
「笑う頻度と死亡や病気のリスク」を分析した研究で、ほとんど笑わない人は、よく笑う人に比べて死亡率が2倍高く、さらに脳卒中など心臓や血管の病気を発症する確率も高まることがわかっている。
笑うとストレスが改善し、脳の健康に良い影響がもたらされるので、面白いコンテンツなどを積極的に取り入れて笑う習慣をつけよう。
【疲労回復/ストレス軽減】手浴する
脳血管障害の患者を対象にした研究によると、指先から手首までを38度の温水で10〜15分温めると痛みが緩和し、病気の回復に対するやる気が向上したことが報告されている。
手の血管には交感神経が集中していて、手を温めることでストレスの緩和やリラックス効果が期待できる。疲れやストレスを感じたら手浴を試してみよう。
【免疫力アップ】怒らない
研究によれば、一度怒るとその後6時間以上も免疫力が下がり続けることがわかっている。健康のためには、できるだけ怒らないことが大切。
逆に、他者へのいたわりや慈しみの感情を抱くと免疫力が高まり、思いやりを行動に移せば、さらに高まる可能性があると報告されている。他者へ思いやりのある行動をすることで、自分の健康にも良い効果があることを覚えておこう。
【メンタル向上】感謝日記
1日の終わりに感謝できることを書き出す「感謝日記」をつけるだけで、幸福度が25パーセントもアップすることが、明らかになっている。人によってはポジティブな気分になったり、睡眠の質が改善したりしたケースも。
1日の終わりに「天気がよかった」「ランチがおいしかった」など5つほど感謝できることを思い出して書き出すだけでOK!
教えてくれたのは……堀田秀吾先生●明治大学教授。専門は言語学・法言語学で、ことばと心理、コミュニケーションの関係を研究している。裁判における言語の使われ方や、日常の会話に潜む思考のクセなどをわかりやすく解説し、テレビや雑誌などメディア出演も多数。著書に『科学的に証明された「すごい習慣」大百科』(SBクリエイティブ)など多数。
イラスト/若田紗希 取材・文/井上真規子


















