これからの木原の活動を、必要があれば支援したいともいう。
「今後、木原選手が歩む道がどういった形であっても、応援したいと思っています。ペアの競技者として、このうえない実績を収めていますしスケート業界全体を盛り上げる力を持っていると思います。
私自身もスケート業界に携わっている身として、業界を盛り上げるというところに尽力いただけたらすごくうれしいです。その際に、弊社施設でも協力できることがあれば一緒にやらせていただきたいです」
前出の青嶋さんも、りくりゅうの新たな道を楽しみにしている一人だ。
「これまで、選手としてつらいことをたくさん経験してきたと思いますし、練習環境などの難しさも知っていると思います。そのノウハウを活用して、悪いところはできるだけなくして、いいところを伝えてあげられる人になってほしいです」(青嶋さん、以下同)
りくりゅうが築いた“ストロングポイント”
ふたりの強みを生かした“ネオ指導法”にも期待を寄せる。
「ふたりが助け合って身体のコンディションを見極めて、セルフケアができるということが、僕のもとでりくりゅうが築き上げてきたストロングポイントだと思います。
教える際にもそれを発揮して、身体の不調がテクニックエラーにつながるということを伝えながら、新しいタイプの指導者を目指してほしいです。身体のことを見ないで、練習だけを推し進めてしまうと、才能ある選手がケガをして将来の道が閉ざされてしまうこともありますし……」
どういうことか。
「例えば、ジャンプを練習するときに、単に“もっと高く”とか“肩の位置に気をつけて”といった技術面の指導だけでは、うまくいかないことがあります。そういうときに、足首の動きや腰の柔らかさまで見て、それをケアできると結果が出ることがあるのです。こうした指導が実現すれば、第2のりくりゅうが生まれるかもしれませんね」
ふたりが育てる選手の活躍ぶりが今から楽しみ!

















