代表監督の裏に妻の支え

 そんな森保監督に、真剣にサッカーだけに打ち込む転機が訪れた。

「マツダに入って4年目に結婚。そのころからパチンコに通うこともなくなり、サッカーに集中するように。結婚相手の由美子さんは、高校時代の同級生。初めて会ったのは特待生の試験のとき。

 彼女は陸上をやっていて、100m走の県中学記録保持者。スポーツの才能だけでなく、美人で有名だったそう。しかも名字が同じ“森保”。同じクラスにもなって運命を感じたようです

現役時代の森保監督(左)。主に守備的なMFとして活躍し、日本代表に選ばれた実績もある
現役時代の森保監督(左)。主に守備的なMFとして活躍し、日本代表に選ばれた実績もある
 【写真】「ドーハの悲劇をピッチで経験」抱擁を交わす現役時代の森保監督

 高校2年の終わりごろから交際がスタート。森保監督が広島で、なかなか試合にも出場できずにパチンコに明け暮れた時期も支えていた。

森保さんは長崎を離れてホームシックになっていたそう。パチンコで散財していたのも、ホームシックが理由だったようです。大阪で就職した由美子さんですが、頻繁に広島にも行っていました。

 2年目になると、森保さんの希望で由美子さんは転職をして広島に引っ越し。試合に出場できずにもがいていた中で由美子さんの存在に勇気づけられたんだとか

 '24年にテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演した際、由美子さんについて、

「妻の前では、すべてさらけ出せます。すべてわかっていると思います。すごく自然体で私に接してくれますし、私自身の好きなことを全面的にバックアップしてくれています」

 と、語っていた。

家では仕事の話はほとんどしない。サッカーから離れてリラックスできるのが自宅でくつろいでいるとき。日本代表監督の打診があったとき、家族への誹謗中傷を心配した森保さんですが、由美子さんから“自分の好きなことを思いっきりやったら”と背中を押されたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 やんちゃな少年が名選手、そして名将となれたのは、妻の支えがあったからかもしれない。