一方で、暑さが続く夏は食生活が偏りやすい季節でもある。長時間火を使う調理を避け、そうめんやうどんなどの麺類やパンだけといった簡単な食事で済ませてしまうことも。
そんなときに、手軽に栄養を補給でき、腸活にも役立つ食材として石原先生がすすめるのがキウイだ。
キウイには食物繊維をはじめ、ビタミンC、カリウム、ビタミンE、葉酸、ビタミンB6、ビタミンK、マグネシウム、銅など、さまざまな栄養素がバランスよく含まれている。欧州ではグリーンキウイについて「正常な腸機能に寄与する」という健康表示が認可されており、その健康価値は公的に認められている。
「キウイは生で食べることができるので、加熱で失われやすい栄養素もそのまま摂取できます。半分に切ってスプーンですくえば、皮をむく手間もありません。 腸活的なおすすめは、ヨーグルトとの組み合わせ。
キウイに含まれる食物繊維は、ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。また、暑さで汗をかくとミネラルが失われますが、キウイは水分とともにカリウムやマグネシウムなどのミネラルを補給できるため、暑さ対策にも役立ちます。
さらに、紫外線による、肌ダメージが気になる夏にうれしいビタミンCやビタミンEも豊富。さわやかな酸味があり、食欲が落ちやすいときでも、おいしく食べられるのが魅力です」
石原先生自身、食卓にはキウイが欠かせない。
「朝、仕事に出かける前に2個食べたり、スムージーにしたり、グラノーラに入れたりもしています」
朝の腸活は腸の働きにスイッチを入れるが、腸が最も活発に働くゴールデンタイムが夜だ。
「キウイにはタンパク質分解酵素である『アクチニジン』が含まれていて、肉類や魚などのタンパク質を分解してくれます。夜ごはんのサラダや肉料理のソース、食後のデザートとしてキウイを取り入れると、夜の腸活に役立ちます」
スクワットや入浴で血流を促進し冷えを防止
食事とともに気をつけたいのが運動不足による筋肉量の低下。
「普段、ランニングやウォーキングなどの運動習慣がある人でも、夏は暑さを理由に休みがちになります。筋肉量が減ると血流が滞り、冷えを加速させるだけでなく、腸の働きも鈍くなってしまいます。室内でできるストレッチなどで、こまめに身体を動かしてほしいですね」












