室内で簡単にできる運動として、石原先生がおすすめするのがスクワット。太ももやお尻などの下半身には全身の筋肉の多くが集まっており、効率よく筋肉を鍛えられるという。
「スクワットをすると血流がアップするだけでなく、腹筋や体幹も使うため、腸への刺激にもつながります。風呂とセットにすると習慣化しやすいので、入浴前に30回ほど行うのがおすすめです」
また、一日冷えた身体を温めるためには、やはり入浴は欠かせない。
「シャワーだけで済ませず、できるだけ湯船につかりましょう。ぬるめのお湯にゆっくりつかることで温まり、リラックス。寝つきの改善にもつながります。メントールなどの清涼成分を配合した入浴剤を使えば、身体を温めながらも湯上がりの肌はひんやりとして、快適に過ごせます」
快腸な毎日を心がけるために必要なこと:「不快な暑さや暑さによる睡眠不足といったストレスで交感神経が過剰になると、腸の働きが鈍くなり、便秘や下痢の原因になります。冷たい食べ物、飲み物もほどほどに」(石原先生)。食物繊維や水分をとり、簡単な運動、入浴習慣で腸をケア
そして、夜の冷房の使い方もアドバイス。
「冷房をつけて寝ると身体に悪いと思われがちですが、タイマーで切ってしまうと、暑さで夜中に目が覚めてしまうことがあります。冷房は26~28℃くらいの高めの設定にして、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させると、快適に眠りやすくなり、睡眠時間を確保できます。さらに綿やシルクなど、通気性や吸湿性に優れた薄手の腹巻きをすると寝冷え対策に有効です」
夏は暑さ対策ばかりに目が向きがちだが、“冷えバテ”していることを忘れずに。食事や運動、入浴など、毎日の“温活・腸活”習慣によって、夏を元気に乗り切りたい。
「快腸」な毎日を心がけて!
「不快な暑さや暑さによる睡眠不足といったストレスで交感神経が過剰になると、腸の働きが鈍くなり、便秘や下痢の原因になります。冷たい食べ物、飲み物もほどほどに」(石原先生)。食物繊維や水分をとり、簡単な運動、入浴習慣で腸をケア。
石原新菜先生 医師・イシハラクリニック副院長 日本内科学会会員。日本東洋医学会会員。主に漢方医学、自然療法、食事療法を取り入れた診療を行うほか、わかりやすい医学解説と親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。
取材・文/小林賢恵











