高齢者向け「住宅支援」の実例 

【ケース1】

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

 高齢者が安心して暮らせるよう、バリアフリー設計の住まいに、安否確認や生活相談などのサービスを組み合わせた住宅。高齢者単身・夫婦世帯向けの賃貸住宅などとして制度化されており、自立した高齢者から一定の介護ニーズがある高齢者まで入居している。

【ケース2】

高齢者を対象にしたシェアハウス

 高齢者同士が共同で暮らす住まいの形。共用スペースで交流しながら暮らすことで、孤立防止や見守り、支え合いにつながることが期待されている。中には、高齢者と外国人留学生が同居する民間シェアハウスの実例もある。

取材・文/田島えり子

葛西リサさん
追手門学院大学地域創造学部教授。住宅問題、居住貧困問題を専門とし、公的施策への提言のほか、民間の不動産関連事業者とともに空き家を活用したシェアハウスの提案などを行う。著書に『単身高齢者のリアル―老後ひとりの住宅問題』(筑摩書房)がある。