お好みの苦みにしてくれる!? コーヒーラーメン

 食後に飲むコーヒー。ホッとひと息つける至福の時間を想像する方も多いのではないだろうか。そんな人にピッタリの変わり種ラーメンがなんと、喫茶店にあった!

 喫茶店にラーメン? と普通ならば疑問に思うところ。

「10年前から始めました。当時のラーメンブームに乗っかりました」

 と亜呂摩の店主・菅野庄晃さん。なんと息子さんは本格的なラーメン屋さんの店長だとか。さっそく、コーヒーラーメンを注文してみると、バナナやアイスクリームがトッピングにのっているではないか……。

 そう、これこそがコーヒーラーメンなのだ! いざ実物を前に口数が少なくなってしまう隊員。コーヒーラーメンの黒いスープを恐る恐る口に運ぶと、麺つゆのようなさっぱりとした味のあとに鼻の奥をコーヒーの香りがほのかに通り抜ける。意外とすっきりして美味しい! バナナも上にのっているサラミと一緒に食べると、生ハムメロンのように不思議とマッチしていて、こちらもグッド!

 トッピングのアイスは溶けるとカフェオレのようなやわらかな風味になり、2度楽しむことができる。茶そばから構想を得たという麺は、コーヒーとカルシウムが練り込まれた自家製のもの。初めて食べるお客さんには、食べやすいようにスープに入れるコーヒーの量を調整しているのだとか。

 コーヒーラーメンの評判は日本だけにとどまらず、さまざまな国からお客さんがやってくる。世界から求められるコーヒーラーメン、1度食べたら忘れられない味です!

亜呂摩
(住所)東京都葛飾区宝町2-19-16
(定休日)火曜日
(連絡先)03-3694-9156
(店主)菅野庄晃さん

 コーヒーを使ったラーメンはまだある。レトロな店内にはコンセントにスマホ充電用コード、ラーメン撮影用のライトまで完備されている。

 こちらの店のコーヒーラーメンは当初、週替わりメニューのひとつだった。ところが、とある人物との、

「過去最高に売れたらレギュラーにする」

 というゲームに見事、勝利。最高記録をたたき出し、レギュラーメニューになったそうだ。スープに使うコーヒーは、

「コーヒーは香りを感じて楽しむものなので、注文が入ってから豆をコーヒーミルでひきます」

 とラーメン246亭の店主・島村清弘さん。毎月、豆のブレンドも変えているというこだわりよう。できあがったラーメンは、真っ黒のしょうゆベースのスープにチャーシューというシンプルな一品。さっそくスープを飲むとコクのあるしょうゆの風味からふわりとコーヒーの香りが鼻に抜ける。炭で肉を焼くときのような、そんな位置づけにコーヒーがいるかのようだ。想像できなかっただけに、うまい!

コーヒーの香りが楽しめる1杯

 一緒についてくる焦がしねぎののったライスにスープをかけて食べるとお茶漬けのようにサラっと食べられ、食べ終わってもコーヒーの効果なのか、不思議とスッキリとしたあと味になる。

「コーヒー豆っていろんな料理に適用できるはずなんです。コーヒーのマヨネーズなんかも作ったことがありますが、揚げ物につけると、あと味はさっぱりします」

 コーヒーラーメンビギナーと常連客では違う味で提供しているとか!? 1杯で何度も楽しめてしまうラーメンなのでした。

ラーメン246亭
(住所)神奈川県横浜市青葉区桜台26-3
(定休日)月曜日、祝日の場合は火曜日
(連絡先)045-515-0980
(店主)島村清弘さん