目次
Page 1
ー 調理も買い物もラクちん夏の3ステップおかず
Page 2
ー ボリューム満点夏野菜のメインおかず
Page 3
ー おかずだけでなく主食も
Page 4
ー いつもの味が簡単にサクッと作れる定番おかず
Page 5
ー ポリ袋に入れてもむだけ5分で完成 パパッと副菜

 

 買い出しやメニュー決めに始まり、終わりが見えない毎日のごはん作り。だんだんと蒸し暑い日も増え、台所に立つのすらおっくうに……。

調理も買い物もラクちん夏の3ステップおかず

そんなときこそ、必要最低限の材料と3つのステップで作れる、時短メニューがおすすめですよ

 と教えてくれたのは、料理研究家の荻野恭子さん。

「食材が持つ本来のおいしさを引き出せれば、材料や調味料、手間を思い切りそぎ落としても、シンプルで外さないおいしい料理が作れます。調理時間も短く、これからの時季にぴったりです」(荻野さん、以下同)

 メインで使う食材も3つだけに絞ってあるので、買い出しもラクちん。

「この時短レシピは、最期まで寝込まず103歳まで自炊を続けた母に影響を受けて作りました。母の元気の秘訣は、自分で手と頭を使い“生涯現役”で台所に立ち続けたことにあると思うからです。

 だからこそ、体力が落ちても無理なく作り続けられる、省エネなレシピを作りました。夏の時季はもちろん、一生作れるレシピとして愛用してくれたらうれしいです」

ゴーヤー入りフーチャンプル

 お肉の代わりにお麩を使ってヘルシーに

ゴーヤー入りフーチャンプル 撮影/原ヒデトシ
ゴーヤー入りフーチャンプル 撮影/原ヒデトシ

材料(2人分)
・ゴーヤー…1/2本(120g)
・麩(煮物用)…10個(15g)
・卵…1個
・しょうゆ…小さじ1
・塩、砂糖…各小さじ1/4
・こしょう…少量
・油…大さじ1

作り方

(1)ゴーヤーは縦半分に切って種をとり、薄切りにして水で洗い、水けをきる。

(2)麩は水に2分つけてもどし、水けを絞る。卵は割りほぐし、麩をつける。

(3)油を中火で熱して(2)の両面を焼きつけ、ゴーヤーを入れて炒め、を加えて調味する。