症状の出方が変わる更年期以降は注意
花粉症は年齢とともに弱まる人もいるが、50代以降の女性の場合、更年期などによる肌や粘膜の乾燥の影響で、症状の出方が変わることがあるので気をつけたい。
「まず、更年期による女性ホルモンの分泌量の変化で、鼻や喉の粘膜が乾燥しやすくなり、刺激に敏感になります。その結果、くしゃみ・鼻水よりも、喉の違和感や咳、目の不快感が気になることがあります」
また、この年代はドライアイやドライノーズといった症状もあり、涙や鼻粘液の分泌が減って花粉を洗い流す力が弱くなっている。これに伴い、花粉量が少なくても症状が出やすくなる人も。
更年期に限らず、昨今は「鼻水が少ない花粉症」が増加しているのも特徴だ。
「鼻づまりや夜間の咳、喉のイガイガ、といったわかりにくい症状が前面に出る人が増えていて、風邪だと思っていたら実は花粉症だったというケースも珍しくありません」
目・喉の違和感、咳が続くと、睡眠の質も低下し、免疫のバランスも崩れる。
「年齢のせい」「風邪かも」などと自己判断せず、早めに医療機関へ相談をして適切な治療を受け、この季節を快適に乗り越えよう。
花粉症の時期に食べるべき食品ベスト3
花粉症対策に有効な食事は、「腸を整え、炎症を抑える食材を、毎日無理なく組み合わせること」がポイント。特別な食品より、「続けられる」食べ方が症状軽減につながる。
発酵食品(ヨーグルト、みそ、納豆など)
発酵食品は腸内細菌の多様性を高め、アレルギー反応の暴走を抑える土台作りに役立つ。例えばヨーグルトは、腸内環境を整え、免疫バランスを安定させてくれる。バナナやオートミールなど食物繊維と一緒にとると乳酸菌が定着しやすくなるのでおすすめ。
青魚(サバ、イワシなど)
青魚に含まれるEPA・DHAには抗炎症作用がある。ビタミンC・βカロテンなどの抗酸化成分を持つ緑黄色野菜を組み合わせると、さらにアレルギー性の炎症を抑えやすくなる。
緑茶
緑茶のカテキンや甜茶のポリフェノールには、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの働きを抑えることで、くしゃみ、鼻水などを緩和する効果が期待されている。

















