花粉症の時期に避けたい食べものワースト3

 花粉症の時期は「刺激を入れない」「炎症を長引かせない」食事を心がけて。ワースト3を完全に禁止する必要はないが、症状が強いときだけでも控えると、身体が楽になる。

アルコール

 血管を拡張する作用があり、鼻づまりや目の充血などを悪化させる。また、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの体内放出を助長するため、くしゃみ・鼻水が強く出やすくなる。

辛いもの・香辛料

 鼻や喉の粘膜を刺激することで、炎症を助長してしまう。一時的に鼻が通った感じがしても、その後に症状が悪化しやすいので注意。

甘いものや加工品

 砂糖、塩、脂肪、添加物などを多量に使って加工されたジャンクフードや清涼飲料水などの「超加工食品」。超加工食品やその成分は、体内の免疫環境への負担などを通じて症状を強める可能性があるとの研究が複数報告されている。

今すぐの助けに!市販薬の活用テク

 症状に合った薬を選ぶことが大切。くしゃみや鼻水を抑えたい場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬を。ただし、眠気などの副作用が出る薬もあるため、車の運転時などは注意して。

 鼻づまりが気になる場合はステロイド点鼻薬も併用するのがベスト。目の症状には点眼薬を。そして、症状が強い場合や改善が見られない場合は、医療機関の受診が安心!

・飲み薬

 眠くなりにくいのは「第2世代」と呼ばれる薬。ロラタジンを含む「クラリチンEX」、フェキソフェナジンを含む「アレグラFX」、セチリジンを含む「ストナリニZ」など。総合感冒薬(風邪薬)やアルコールとの併用は、眠気などが強く出る可能性があるので避けて。

・鼻うがい

 鼻うがいは、炎症のもとになる花粉を“洗い流すケア”として有効。飲み薬と併用すれば、それぞれの異なる働きにより相乗効果が期待できる。ただし、やりすぎると粘膜を守るバリアまで洗い流してしまう。必ず専用製品か生理食塩水を使用し、1日1~2回にとどめること。

入谷栄一先生●医療法人社団勝榮会いりたに内科クリニック理事長。特に呼吸器内科分野の長引く咳の治療を得意とする。
入谷栄一先生●医療法人社団勝榮会いりたに内科クリニック理事長。特に呼吸器内科分野の長引く咳の治療を得意とする。
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教えてくれたのは……入谷 栄一先生●医療法人社団勝榮会 いりたに内科クリニック理事長。特に呼吸器内科分野の長引く咳の治療を得意とする。


取材・文/鷺島鈴香