5つのツボでカイロ健康法

肩こり

 肩こりは肩だけでなく、首や腕を含む筋肉・筋膜の緊張で起こる。手三里(てさんり)を温めると前腕の筋肉のこわばりが緩み、それに連動して首横の筋肉や頸部の緊張もやわらぐ。結果、肩付近の血流がよくなり肩こりがラクになることがある。

「肩こり」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか
「肩こり」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか
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「手三里」
 手三里は、ひじを軽く曲げたときにできるしわの外側の端から、手首に向かって指3本分下にあるツボ。前腕の外側中央付近に位置し、指で押すと心地よい響きや軽い痛みを感じやすい場所。

《Point》右肩が痛い時は右腕のみ、左肩が痛い時は左腕のみ温めればOK。左右差がない時は両方を温めて。

腰痛

 腰痛は、背中からふくらはぎを経て足裏までつながる筋膜のこわばり、身体の背面を流れる膀胱(ぼうこう)経の流れが悪くなることが原因のことも。承筋(しょうきん)を温めるとふくらはぎの筋肉が緩み、連動する腰への引っ張りが軽減。腰の緊張が解け、血流が促されることで痛みがよくなる。

「腰痛」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか
「腰痛」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか

「承筋」
 承筋は、ひざ裏と足首の中間あたりにあるツボ。ふくらはぎの中央で、つま先立ちをしたときに盛り上がる筋肉の最も高い位置にあたる。

《Point》右側が痛い時は右足のみ、左側が痛い時は左足のみ。左右差がなければ両方を温めて。

便秘

 便秘は大腸の動きが鈍ることで起こりやすく、腹部の張りや重さ、不快感を伴うことが多い。左大横(だいおう)は結腸に対応するツボで、温めたり刺激することで腸の蠕動(ぜんどう)や血流が促され、自然な排便を助ける場合がある。

「便秘」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか
「便秘」に効くカイロ健康法 イラスト/さのふうか

「左大横」
 左大横は、結腸に折れ曲がるカーブの部分。便がたまりやすいポイント。へそと同じ高さでへそから指6本分外側にある腹部のツボ。身体の左側、ウエストの内側あたりに位置している。

《Point》カイロを貼った状態で軽く指先で押し、上下に揺らすようにマッサージするのも効果的。