美肌の秘訣は1時間のスキンケア
誰が見ても元気なうつみだが、スリムな体形と美肌を保っていることでも知られる。しかし、愛川さんが亡くなって1年間は食事もきちんととれなかったという。体重は45キロから37キロにまで落ち、周囲からも心配された。
「そんな私を見かねたマネージャーが、毎日おいしい料理を作ってくれるようになり、そこからだんだん元気を取り戻していったんです。『カミさんが暗いのは好きじゃない』というキンキンの言葉も思い出して、前向きに生きようと決意しました」
今もインスタグラムに栄養バランスのとれた料理がたびたび掲載されているが、それはマネージャーが作ってくれたものだ。
「古い油は酸化して身体にもサビをつくるそうなので、新しい油を使ってもらっています。メインは野菜ですが、お肉は肌をピンとさせるためにも大事だし、歌うときにお腹に力を入れるためにも必要。1日に150グラムくらいは食べるようにしています」
普段はあまりメイクをしないといううつみ。シワやたるみ、シミが少ないため隠す必要がないのだろう。1日の美容ルーティンを教えてもらった。
「毎朝5時に起きて、化粧水とUVクリームをしっかり塗った後、近くの公園でラジオ体操に参加。雨の日でも行くんです。体操が終わったら、近くのコンビニでコーヒーを飲みながら仲間とおしゃべりするのが日課です。みんな血圧が高いとか、どうしたら痩せられるの?って言いながら、あんパンを食べてます(笑)。楽しいですよ」
家に帰ったらすぐに洗顔をして、汗や汚れを落とし、再度、スキンケアを実施。さらに夜のスキンケアにはたっぷり1時間をかける。信頼できる化粧品を選び、毎日時間をかけてスキンケアを続けることが大事だという。
「何もしないのは肌がかわいそうなので、いたわってあげないと。ただ、痛いのはダメ。だから美容整形はしません。夜はクレンジングでお化粧を落としてから、石けんを泡立てて洗います。それから化粧水をしっかりしみ込ませて、美容液、栄養クリーム、オイルをつけます。
それぞれの過程ごとにゆっくりと手で浸透させていくから、スキンケアが全部終わるまで1時間くらいかかってしまう。最近はまつげ美容液でまつげを育てるという工程も追加しました。寝る直前には大きな口を開けて『あいうえおかきくけこ』と顔の体操も忘れません。首のシワ対策にもなりますよ」