3位は吉野家、1位は値上げナシの姿勢イタリアン!

 “うまい、やすい、はやい”─このキャッチコピーは物価高の今も健在だ。「安くて早くてうまいは実際メチャクチャ大事。安定のおいしさ」(35歳・女性)、「コスパ、タイパともに良い」(53歳・男性)。ちなみにキャッチコピーは年代によって順番が変わっている。当初は“はやい”が最初だった。

2位 マクドナルド

マクドナルド(写真はイメージです) 撮影/編集部
マクドナルド(写真はイメージです) 撮影/編集部

 かつては批判を招くほどの激安戦略。当時と比べれば値段はかなり上がっているが、貫禄の2位。満足感は高い?「値上がりしているとはいえ、他の外食チェーンに比べてハンバーガーはまだ安いほう」(49歳・男性)、「ランチタイムであればセットメニューにデザートを1品付けても900円以内で食事ができる」(56歳・女性)。そして味や値段ではないところでも─。「スマホ充電もできて、長居することができる」(49歳・男性)。“場所代”としてのコスパが評価された。

1位 サイゼリヤ

サイゼリヤ(写真はイメージです) 撮影/編集部
サイゼリヤ(写真はイメージです) 撮影/編集部

 圧倒的1位はサイゼリヤ。

 社長が断固として値上げをしない方針を掲げるイタリアンレストランは、おひとり様でも家族でも、食事でも飲みでも。

「2品頼んでも他のお店の1品分くらいの料金だから」(25歳・女性)、「低価格でありながら、イタリアから直輸入した食材を使っていて本格感がある。単なる“安かろう悪かろう”ではないコスパの良さ」(28歳・女性)、「何もかも値上がりする時代に300円少しで食べられるのがすごい」(70歳・女性)、「家族3人で3000円以下で満足できる。特にミラノ風ドリアは秀逸」(55歳・男性)。10代から年配層まで、世代を問わない支持が際立った。

 消費者が求める“コスパ”は当然ながら「安さ」だけではない。清潔感、接客、店の環境、クーポン、おかわり自由─値段以外の“プラスα”がコスパの評価を大きく左右する。逆に、トッピングで際限なく上がる“課金システム”や、昔と比べた“サイズダウン”は、実際の価格以上に“損した感”を増幅させる。財布のひもは固い。しかし、消費者は“安いだけ”を求めているわけでもない─。

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