しかし両チームが1次ラウンドを抜けたとしても、決勝トーナメントで再びアメリカと対戦することは脅威だ。そんな状況下だけにXでは、イタリアとメキシコが張り巡らせる“戦略”を勘繰る声もーー。
《イタリア×メキシコで談合無気力試合もあり得るかもですね》
《次戦イタリアvsメキシコ戦、お互い進出条件守りながら戦う無気力試合にならないでしょうか》
《利害が完全に一致してるからイタリアとメキシコが談合組んでも何もおかしく無いんだよな》
メキシコが先制点をとった段階で、お互いにそれ以上の得点をとることなくイタリアが敗戦する試合展開を、いわゆる「無気力試合」「談合」との言葉を用いて予想しているのだ。たしかに互いが決勝トーナメントに進出できて、優勝候補のアメリカをが消えるのならば“winwin”とも言えよう。
「無気力プレー」が「戦略的プレー」に
3月9日に東京ドームで行われた韓国対オーストラリアでも「無気力」指摘される場面があった。韓国が9回に7点目をとった後に打席に立った5番のムン・ボギョン(25、LGツインズ)だったが、ど真ん中を含む3球を見逃し三振に倒れ、試合はそのまま7対2で勝利。このプレーに激怒したのが台湾メディアやファンだった。
というのも、ボギョンがホームランを打って8得点としならなば、台湾に決勝トーナメント進出の芽が出ただけに、それを知った上でわざと三振をした、「無気力プレー」と台湾側が批判したのだ。しかしながら、日本に次ぐ2位で「プールC」通過を決めたことで、ボギョン、そして韓国の「戦略的プレー」とも認められている。
「各プールを5チームで組んだことで、同時刻に試合をできないスケジュールが招いた弊害とも言えます。しかし、互いのチームが有利になる状況を作るのは国際大会におけるサッカーでも見られる光景で、仮にメキシコとイタリアの試合が1対0で終わったとしても、アメリカが文句をつけるのも筋違いでしょう。
アメリカに有利とされるスケジュール、ピッチクロックをはじめとする大会ルールも全て決めたのは主催のMLB。今更ですが、国内における独占放映権をNetflixに譲渡したりと、少々首を傾げたくなる面もある今回のWBC。アメリカの1次ラウンド敗退が決まった際には、次回大会にはどんなルールが設けられるのやら」(前出・スポーツライター)
アメリカ代表、そしてMLBはどんな気持ちで最終戦を見守るのだろうか。

















