簡単「ながらストレッチ」でNOを分泌させよう
ミドル・シニア世代の血管をいい状態に保つには「ちょっとした運動習慣をつけること」と高橋先生は即答。
「実は血管をやわらかくする薬というのは存在しません。血管からNOを分泌させるパワーを上げることが何より効果的なんです。それには運動によって血流を増やし、血管を拡張させること。
といっても、毎日忙しい中まとまった運動の時間をとるのは大変ですし、運動ギライの方もいるでしょう。そこで提案したいのが、テレビやスマホを見ながらでもできる『ながらストレッチ』。
わざわざヨガマットを敷いて、なんてしなくてOK。イスに座ったまま、隙間時間に気軽にできます」
むしろランニングなどのハードな運動よりも、ストレッチのような軽い動きのほうがNOはしっかり分泌される。リラックスした状態で筋肉を伸ばすと、副交感神経が優位になり血流がよくなるのだ。
ズボラさんでもNOを効率的に生み出すポイントは、筋肉の6〜7割が集まる下半身の筋肉を伸ばすこと。ストレッチされた部分の血管から分泌されたNOは、血流に乗って全身を駆け巡り、全身の血管に恩恵をもたらすという。
「血管の若さとしなやかさを保つには、継続することが大事。私自身、1日5分ストレッチを続け、1年で悪玉コレステロール値が正常に戻り、体重も15kg落とせました。NOを増やすと毛細血管も元気になり、肌や頭皮への血流もよくなるため、美肌や薄毛予防も期待できます」
今回は、座ったままでできる3つのストレッチを紹介するので、ぜひ試してみて。
座ったままでもできる「ながらストレッチ」
身体の中でも大きいお尻と太ももの筋肉をほぐす習慣をつけよう。下半身の大きな筋肉を動かすことで、血液循環もよくなり、NOも効率よく分泌されるので一石二鳥!
ソファでお尻伸ばし
映画の途中で大臀筋をストレッチ
(1)ソファに浅めに座り背もたれに背中を預ける
ソファに浅く腰かけ、完全に体重を背もたれに預けるように背中をつけてリラックス。イスだと動いてしまって危ないので、ソファで行うのがおすすめ。
(2)片方のひざを抱えお尻の伸びを感じる
片方のひざを曲げて腕で抱え上げる。抱え上げた脚側のお尻が気持ちよく伸びているのを感じて。反対の脚も同様に行う。

















