春は脳を活性化する、散歩に絶好の季節
加えて「歩幅を広げて歩くとなおよし」と石田先生。背すじが伸びて視線が上がるだけでなく、しっかりと地面を蹴って歩けるようになるため、筋力アップが期待できる。
「心と身体は連動していますから、筋肉がついてしっかり歩ける→歩くことがおっくうでなくなるので行動範囲が広がる→興味のあることが増え、気持ちが前向きになる、というプラスの連鎖が起きます」
散歩に加え、簡単な筋トレを取り入れることもおすすめだという。
「脚や足裏に筋肉がつけば、ラクに歩くことができるようになるので散歩が続けやすくなります。私が筋トレなどの指導をしている教室の生徒さんも、散歩を習慣化して、歩けるという自信が持てると、より活発になり、イキイキしてくる人が多いですね。やはり、よく歩くことが頭も身体も若々しくいられる秘訣なのだと感じます」
特に、春は散歩が楽しい季節で、歩き始めにぴったりと石田先生は声を弾ませる。
「私は川沿いの道を歩くのが好きですが、これからの季節は本当に発見がいっぱい。つぼみが膨らんで、芽吹きを感じる。景色の変化を感じながら歩く時間は、心が躍る刺激をたくさんもらえますよ」
世界で立証!歩くことで病気予防に
◎1日3800歩で認知症リスクが25%減
南デンマーク大学などとシドニー大学の研究によると、認知症のリスクは1日平均3800歩前後で約25%、9800歩前後で約50%下がる。
◎脳卒中の発生リスクを下げる
ウォーキングを習慣にしている人は、脳卒中などが原因となる脳血管性認知症の発症リスクが7割以上低いというイタリアの研究も。
◎認知機能に関わる脳の部位が活性化
コロンビア大学や筑波大学の研究によると、歩くことで脳の血流が増え、記憶をつかさどる海馬や論理的な思考を働かせる大脳皮質などが活性化。認知機能の維持につながる。

















