ダイエット成功者に共通する「5つの習慣」
では、実際にダイエットに成功した人=やせた状態を維持できている人は、どんな共通点があるのか。
「成功者には、(1)毎日、体重計に乗る(2)朝食をとる(3)タンパク質をとる(4)十分な睡眠をとる(5)適度な運動をする、という5つの共通の習慣があります。毎回『やらなきゃ』と、意志力を使わなくても自然にできるようになるために、結局、習慣にしてしまうのが一番なのです」
習慣化できるまでの期間は個人差があるが、平均して約66日という研究結果もある。
「最初から5つ全部を、頑張って習慣にする必要はありません。まず1つでいいのです。それが自然にできるようになったら、次の1つを加えていきましょう。毎日100点を目指す必要はなく、80点でいいんです」
一度、習慣化してしまえば、たまに飲み会や会食で食べすぎてしまってもOK。
「昨日食べすぎたから、今日は何も食べない、運動して全部を取り返そうなどと考える必要はありません。食べすぎた翌日でも、習慣化した普通の生活に戻すだけでかまいません」
また、どうしても食欲が抑えきれないときの、とっておきの方法があるという。
「パズルゲームのテトリスをやってみることです。空腹を感じているとき、頭の中は食べ物の映像ばかり流れているでしょう。でもテトリスをすると、ブロックをどこに落とすか考えなければいけない。すると、脳の中の食べ物の割合が小さくなってくるのです」
スマホにゲームを入れておき、「食べたくなったらテトリスをする」と決めておこう。この、「こうなったらこうする」とあらかじめ決めておく「if-thenプランニング」は、ダイエットに非常に有効だ。
「例えば、『甘いものが食べたくなったら、温かい飲み物とヨーグルトを食べる』と決めておく。意志力で我慢するのではなく、食べたくなったときの行動を先に決めておくんです」
人間は食欲には勝てない、と言い切る木島先生。“食べたい”という衝動が起こったら、別の行動へ逃がす。そのための方法を事前に用意しておくわけだ。5つの習慣に加えて、食べたくなったら何をするか決めておくことが、ダイエットを成功させるための秘訣のようだ。
意志力に頼らずできることを少しずつ増やしていけば、ダイエットは特別な努力ではなく、毎日の生活そのものになっていく。やせた状態を無理なく保つには、「習慣」を味方につけることが、何よりの近道なのだ。



















